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パジェロのパワーウィンドウレギュレーターを交換してみた その3  

お待たせしました。修理本編です。

■修理車両
平成5年式 三菱パジェロ
形式:Q-V24WG

■用意した道具
・中古のパワーウィンドウ・レギュレーター
・パジェロ備え付けのドライバ
ソケット・レンチ(10mm)もしくはナットドライバー
・長いマイナスドライバー
ドアクリップリムーバーみたいな何か(以下リムーバーもどき)
・ヘラ
・ビニール手袋
・作業手袋(手のひらがゴムのやつ)
呉工業 グリースメイト


まず赤丸部分をマイナスドライバーで少しこじってキャップを外し、中のネジをはずす(ひょっとすると左の小さなネジ2本は外さなくても良かったかも)。
緑枠の部分を隙間にマイナスドライバーを突っ込みながらはずす(簡単に外れます)。
水色丸ですが、ドアノブを引くとネジが見えるのでそれを外します。
pajero_prr01.jpg

私はこの次に、必死にリムーバーもどきを使ってドアの取っ手をこじり取ろうとしたのですが、なかなか取れない。
結論として、とっちゃダメ。取る必要なし。
なぜなら、ドアの内張りの裏側は以下のようになっているから。
pajero_prr02.jpg

ね?ドアの取っ手は関係なし。あ、ドアの取っ手のネジは上述の通り抜いてください。
さらに私はここでウィンドウスイッチを外そうとドライバーでこじりましたが、やめてください。外す必要ありません。外し方は後述で。

で、内貼りの剥がし方ですが、なんてことない。内貼りの左右の隙間(矢印部分)にマイナスドライバーを突っ込み少し隙間を広げ、手を入れて手前に引く!
pajero_prr03.jpg

ボコンッ!という音とともにドアクリップが抜けます。あれ?リムーバーもどき必要なくね?
それはさておき、まずは内貼りの下側をこの要領で剥がします(上図内貼り写真の赤枠部分を抜くわけです)

次に内貼りの上側です。
構造が分からないのでちょっと悩みましたが、「えいっ!」と上に持ち上げたら外れました。
というのも、上図内貼り写真の青丸部分にクリップがあり、これで固定されているわけです。
これで無事内貼りが外れます。

次にその内貼りからウィンドウスイッチを外します。
スイッチボックスは下図の赤丸です。これを外します。
pajero_prr04.jpg

まず、内貼りを上下逆にします。
そして、下図赤丸のネジを外してください。ここでちょっと注意。ネジとボックスの間に薄い金属が挟まっています。その金属がどのように挟まっているか覚えておいてください。私はつけるときにちょっと悩みました。また、ネジを外すとこの金属片が取れますので無くさないように!
pajero_prr05.jpg

ネジを外し金属片を取ったら、あとは手で少しこじりながらボックスを抜いてください。

次に赤丸2つの部品を外します。
右の部品はネジ3本を外すだけ。
左のドアノブはネジ2本を外した後、細長い金属棒を抜くようにして外してください。特に難しくないので抜いてくださいね。
pajero_prr06.jpg

それらを取り去ったらいよいよビニール剥がしです。
ビニールの縁に見える黒い線状のものが『プチルゴム』です。
これは噂通りの厄介な難敵。
作業に夢中になって全く写真を撮ってませんでしたが、とにかく丁寧に、ビニールを軽く引っ張りながらヘラでゴムを剥がすように進めてください。
風がない日が良いですね。この日は少し風があり、剥がし作業が進むと風でビニールがあおられちょっと難儀しました。
このビニールを撤去すると、いよいよパワーウィンドウ・レギュレーターとのご対面になります。
が、ちょっと長くなったのでまた次回。
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