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PITEBAの手動搾油機を買ったけど前回苦労したので絞り方を変えてみた  

働き方改革というか、絞り作業の前にちょっと一手間入れて搾油作業の効率化を図ろうという改革です。

前回苦労した理由に、椿の種がスクリューの溝より大きく機械がうまく種を取り込めないというのがありました。
そこで、じゃあ、あらかじめ種をある程度潰しておいたらいいんじゃね?
と思いついたのが今回のアイデアです。

しかしながら、今までの経験上、椿の種を砕くのは結構大変。殻はそれほど固くないので数が少なければ粉状にするのも簡単なのですが、数が多いと、大変。ある程度数をまとめて砕こうと思うと大変なのです。
この時の記事を見るとなんとなくわかってもらえるかもしれません。

ということで、今回はどうやって砕くか?
ホームセンターでいろいろな資材を物色する。が、気が付いたら発電機や電動工具コーナーで時間をつぶしてしまう。
いかんいかん。なんかないか?と、思案していると工事資材コーナーで土嚢袋を見つけました。

こういう袋にれてバットで叩いたらうまくいきそう。

うむ。いいかも。・・・だけどなあ、ナイロン生地ぐらいじゃすぐ破れそうな気もする。それに、ちょっと袋が大きすぎて扱いが面倒くさそう。
とりあえず、袋系で物色するけどピンとくるものがありません。それで、100円ショップに行ってみました。ら、いいもの発見。
椿油2019-搾油作業2_01.jpg
麻袋です。
麻なら丈夫そうだしサイズもちょうどいい。そして、なんといってもお財布にやさしい。
ということで買いました。
なにはともあれ、まずは洗います。
椿油2019-搾油作業2_02.jpg

洗った次は熱湯で消毒です。
椿油2019-搾油作業2_03.jpg
信頼と安心の日本製。衛生には気を使いますよ!

この後袋を乾かし道具の準備完了。
そして、前回と同じく椿の種を殻ごと蒸し、作業準備が整いました。
椿油2019-搾油作業2_04.jpg
椿油搾り作業開始です!

蒸した椿の種を麻袋に適量入れて袋の口をきつく締めてバットでぶっ叩きます!
が、入れた量が多すぎて種達がバットの衝撃を吸収してしまいます。
うーん。少な目にしたつもりなんだがもっと少ないとダメか。
減らします。

それでは、とバットを振り下ろすと!・・・種が飛び散りました。
椿油2019-搾油作業2_05.jpg
袋の口についている紐をきつく引っ張った程度では受け止められないようです。
袋の口を下向きに折り畳み種を叩きまくります。

何度か叩いて中を見て、割れてないのがあるのでまた叩く。
これを何回かやって気が付いた。

このやり方じゃまんべんなく砕くのは、無理。

袋なので中が見えない。
種をすべて同じ程度に潰すのは無理だと気が付いた。
つまり、粉々になるか無傷のままかの両極端になってしまう。
均等に潰そうと思ったら、種が動かない状態にして「面」で潰さないとダメですね。

はあ~。また失敗。
とクソデカ溜息を吐いて、もう、均等にするのはあきらめてとりあえず気の向くまま叩くことにしました。

1回目の叩きを終えて種を出し、次の種を入れる。
2回目の叩き作業に入る。

パシーーーン!

種が吹き飛んだ。
なんで?袋を見ると側面の縫い目が破れてました。
(´・ω・`)
まあ、こういう使い方をする袋じゃないからね。無理もありません。
その後は破れた部分を下向きに折り曲げ、だましだましぶっ叩きました。

そして、全ての種を叩き終えました。
当然ながら無傷の種が結構残っています。すり鉢を持ってきてすりこ木棒で叩き潰すという作業になりました。

作業効率化のはずが余計な時間を使うはめになり、適当なところでこの作業終了。
椿油2019-搾油作業2_06.jpg
落胆しながら搾油作業に入ります。

そうそう、前回はカイロをむき出しで本体筒に巻きつけましたが、今回は保温力をアップさせるべく、タオルでカイロを包むやり方にしました。
椿油2019-搾油作業2_07.jpg
これはなかなか良かったと思います。というのも、作業を終えてカイロを取り外した時に、前回は特に何も感じませんでしたが今回は明らかに筒が熱いと感じました。まあ、タオルはちょっとかさばるので、汚れていいハンカチなどもう少し小さい布地を使う方がいいですね。私はタオルを縦に4重に折って、それを一重巻いただけにしました。それでも「油」や「搾りカス」が出てくる場所に干渉しそうで紐で位置を調整したりしました。

あ、それと、前回は種を取り込む口筒外側にはめる形の自作ペットボトル漏斗を取り付けましたが、今回は砕いてるので口筒のにペットボトルの先を突き刺す形にしました。

それでは、ザラザラと原料を投入してハンドルを回します!

うーん。一応回転に合わせて中に入っていくこともあるのですが、すぐに引っかかる。
ほぼ原形の種や完全に原型をとどめた種が混じっているので、それらがスクリューにはじかれ入っていかない

くそーーー!!なんのための前処理やったんやああああ!!!

と嘆いても仕方がない。
中途半端な作業をしたのが悪い。
一旦漏斗を抜き取り、前回のものに切り替え、前回と同じくすりこ木棒で押さえながらの作業に切り替えました。

あっかーーん!完全に失敗やんけーーー!

はい。完全に失敗です。
さらに、作業終盤になって、この粉砕してからの絞り作業がダメだということがわかりました。

というのは、作業終盤まではある程度大きさのある原料を使っているのですが、残り少なくなった時に材料をザラザラと投入口に入れると、完全な粉末状の原料が混じっていました。
そして、ハンドルを回すと・・・・!
回らない!
びっくりするぐらい固い!
前回もそうですが、ときどきハンドルが重くなることがあります。そこそこな力を入れないと回らないことがありました。
しかし、今回のはそんなレベルじゃない。
全く回らないのです。
もうどうにもならないレベルでハンドルが固まったので、残りも少ないし今回はこれで終了としました。

そして、片付けるため搾油機を分解しようとしたけど先端のキャップが回らない。
前回は手で回せたのに回らない。たぶん、圧力がかかっているのでしょう。なんとか付属の器具で回して外しましたが、もっと厄介なのがスクリューが全く動かせない
それもそのはず、スクリューと筒の間にびっしり詰まったすり潰し屑が、強烈な硬さで固まっています。

これは回らんわ。と納得。
そして、ハンドルが回らなくなった原因にピンときました。
最後に投入した粉状の原料です

その粉を投入するとき手にした感触が、乾燥した粉のような感触でした。
そのときは気にしてなかったのですが、乾燥した粉を投入したことで中で水分が粉に吸われ、全体的に水分不足になったんだと思います。

というのも、この機械を使う前にPITEBAサイトを見ていた時に、油が搾れない原因に原料の水分不足というのがありました。
前回の記事でこの機械だけで重量が図れるということを軽く紹介しましたが、何のために重量を測るかというと、原料の種に適量の水分を吸わせるための水分量を計算するために、種重量を測るという作業があるのです。
※この作業は種が乾燥しすぎているときに行います。ふつうはやらなくていいと思います。知らんけど。

なるほど、水分不足による油が搾れないとはこういう状態かと納得しました。

つまりです。
この記事を読んで、「お前の種割り作業が中途半端すぎるんだよ!もっとちゃんと粉状にしろ!」と思った方もいると思いますが、それはやめた方がいいと思います。乾燥するからです。
粉状にして、水分量を確保しながら搾るのは至難の業だと思います。

結論として、椿油を搾るのは種を丸ごと使う方がいい。と思います。

なんだか遠回りしましたが、これではっきりしました。作業を効率よく行うためには、種をどうにかするのではなく、台をちゃんと固定する方がいい!
ということです(え?皆さん気が付いてました?)。

ということで、今度は台を固定する方法を考えたいと思います。
そのアイデアは、まったくありません。
ちょっとやそっとの固定では、たぶん、動く。

まだ種はたっぷりありますので、早めに挑戦したいと思います。

最後に今回の作業データを載せておきます。
あ、そうだ。今回ろ過するときに採油した原液をこぼしちゃいました。たぶん、1/4ぐらい。てへへ。
ということで、採油量は以下の数値よりちょっと多いのですがそのままの数値を掲載します。
椿油2019-搾油作業2_08.jpg
椿油2019-搾油作業2_09.jpg
※この重量は計量カップの重さが入っています(130g)。

●今回(搾油機)
種子重量:1,225g
採取油量:104.5g
採取率:8.5%
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category: やってみた

この記事へのコメント

同じように粉砕してやったら固まってしまいました。水分不足かなと思い検索していたらヒットしました。参考にさせて頂きます。
僕の場合は、粉砕して残ったものを冷凍して、しばらくして再開したら固まってにっちもさっちもいかなくなりました。

通りすがり さん
2020/02/01 23:50

コメントありがとうございます。
固まりましたか。
水分不足ですね。
椿の殻を粉状にするのは油圧式の場合はいいけど、PITEBAのようなエキスペラー式の場合はだめな気がします。
まあ、こういう試行錯誤も楽しみの一つですね。油を搾るより考える方が楽しくなってきてたりします。

鳥頭
2020/02/02 11:30

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