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コロナ窓用エアコンを買ったので補助金具を既存のネジ穴を利用して取り付けてみた  

暑い・・・

今までエアコンなしでがんばってきたけど・・・もう・・・年だ。
買っちまおう。

ぽちっ


で翌日佐川さんが持ってきてくれました。
CW-1619_01.jpg
コロナ窓用エアコンCW-1619です。


え?またなんで窓用エアコンを買ったのか?

私の自宅は持ち家なので壁に穴をあけるのは自由。
本当は壁掛けエアコンが欲しかったのですが、この時期にすぐ来てくれる業者はいない。
一応近所の家電屋を回ったのですが、どこも最短お盆明けということだった。なんでも、急に猛暑になったので予約が殺到して業者が回らないらしい。まあ、私もその急な猛暑でエアコンが欲しくなった口なのでなんも言えない。

ということで、自分で取り付けできる窓用エアコンに興味がわいて買っちゃいました。
ところで、この窓用エアコン、

窓にポン付けで取り付けられるからめっちゃ便利!賃貸でも穴の心配がなくていいね!

という触れ込みなのですが、ポン付けするにはサッシの立ち上がりが1cm以上必要ということになってます。
この「立ち上がり」が何を意味するのか正確には知らないのですが、たぶん、雨の侵入などを防ぐ板状のでっぱりが部屋側の窓枠についている窓があるのでしょう。

残念ながらそんなものはうちにはない

でも大丈夫。
コロナさんは親切なので立ち上がりの代わりになるL字補助金具というものを付属してくれています。


ですが、
この補助金具を取り付けるためには窓枠にネジ穴を開けなければならず、賃貸の場合、必ず大家に相談する必要があります。

Oh・・・賃貸者の味方じゃなかったのかよ・・・。

ならば!暇を持て余している拙者が既存のネジ穴で取り付けできる方法を試してみよう!という長い前振りです。
さて、その方法としては、窓枠の既存のネジ穴を利用して補助金具を固定し、エアコンを取り付けるというやり方です。これなら新たな穴をあける必要がありません。

しかし、既存のネジ穴と付属の補助金具の穴が合わないので我が家ではこの補助金具が使えません。
なので補助金具から作る必要があります。

こう書くと「えええ・・・」と思うと思いますが、実は意外と簡単です。
ただし、道具は必要で、金切鋸電動ドリルはないとできないです。
金切り鋸は値段も安いのでそんなに悩まず買えると思います。しかし、電動ドリルはやっぱり買うの躊躇するでしょう。でもね。電動ドリルは本当に便利。意外と「ああ買っといて良かった」ということがあります。100円ショップで買ったプラケースに穴をあけて加工したり、棚に穴をあけてネジ穴を作ったり、意外と使うことがあります。

そうそう、一応アドバイスしておきます。絶対に安物ドリルは買っちゃダメ!
これは私の実体験ですが、安物ドリルは内部ギアにプラスチックを使ってます。
ドリルの刃が噛んだ時にギアが削れて壊れます。
買うと決めたらドリルメーカーの物を買ってください。そのほうがお得です。これはステマじゃなくてまじです。

さて、話を戻しましょう。
補助金具としてL字金具を買ってきました。
CW-1619_03.jpg
ホームセンターで売ってます。アルミ製。長さは1mです。
サイズは我が家のサッシの幅を測った結果、付属の金具と同じ15mm×15mmという大きさにしました。

ただ、問題は強度です。
この金具でエアコンを支えることを考えると強度は重要です。
1mm厚のものがあったのですが、さすがに弱い気がしたので念のため厚さ3mmのものを購入しました。

付属の金具との比較写真です。
CW-1619_02.jpg
厚さが薄いほうが付属品です。3mmはかなり分厚いです。加工が不安になりましたが、結論からすると簡単でした。ちなみに、付属の金具は鉄製です。

それでは加工です。
まずは1mのアルミ金具を二等分します。
金切り鋸で切断。かかった時間は10分かからないぐらい。高校野球見ながらのんびり切りました。そのほうがきれいに切れます。
切断面をやすりで簡単にならします。切断面を壁側に向けるならやらなくてもいいです。

次に既存のネジ穴の位置を金具にマークします。この作業が一番神経使いました。
CW-1619_04.jpg

マーキングしたネジ穴の中心にセンターポンチであたりをつけて、ドリル!
100円ショップで買った万能オイルを数回注油しながらドリルで穴開け。

これが・・・驚くほど簡単に穴が開いてくれました。アルミって柔らかいね。
穴の径は3.5mmにしました。これはサッシのネジに合わせて調整してください。

完成した金具を付属の補助金具と比べます。
CW-1619_05.jpg
ながーーい!けど、穴の位置が全然違うので仕方ないです。
ちなみに、付属補助金具の長さがエアコン枠ピッタリサイズです。

取り付けました。
CW-1619_06.jpg
CW-1619_07.jpg
そうそう、厚みが3mmと大きいので、ネジも新調しました。既存ネジが直径3.1mm×長さ16mmなので、3.1×20mmの木ネジを購入しました。

さて、これでエアコンの取り付け作業になります。
これはもう手順書通り。
実に簡単です。

ただ、重さがあるので非力な方は気を付けて。まあ、腰痛持ちの私が一人でできるレベルですけど。
エアコンを枠にはめるコツは、エアコンの側面に手のひらを当てて持ち上げ、上体を後ろに少しそらしてエアコンを自分の体に預けるように傾け、太ももや腰部分でエアコンの下部を枠の中に押し入れ、エアコン下部が枠の後面にしっかり当たったたらゆっくりと上面を押し付ける感じでしょうか?
まあ、体格の違いもあるので自分のコツを見つけてください(爆)。
CW-1619_08.jpg
取り付けた状態です。上下ともに金具がはみ出してます。

CW-1619_09.jpg
うーん。こういう微妙な隙間ができるのよねえ。この辺が窓用エアコンのダメなところか?

ああそうだ、エアコン枠背面(外側)の金具とサッシの部分を耐候テープで防水しておきました。


さて、エアコンを使ってみました。

冷えます!思っていたより冷えます!しかし、やっぱり弱いです!
私の部屋は南東向きの6畳間。エアコンと反対側の壁付近にある温度計を見たところ、35度ぐらいの室温が20分ぐらいで26度ぐらいになりました。
しかし、そこから室温は下がらずエアコンはずっとフル稼働状態でした。
もっと狭い部屋。日の当たりにくい部屋ならもうちょっと余力があるかもしれません。
ちなみに、自動運転にしていたのを冷房運転に切り替えて温度設定を27度にしたらコンプレッサーが止まり、送風になりました。
その状態で様子を見ていたら結構頻繁にコンプレッサー稼働、送風を繰り返します。
この辺がインバーター制御の壁掛けエアコンより電気代がかかるといわれる理由でしょうか。

音ですが、コンプレッサーが動いているときはそこそこ大きい音がします。「ブーン」という音。大きいけど気になる音ではないですね。
エアコンを動かしながらこのブログの文章を考えてましたが、没頭してると動いてることを忘れてる。
送風の音は静か。コンプレッサーが止まるときに「ガコッ」と音がします。しかし、これも驚くような音ではないですね。
音は、とても良く静音努力されているというのが感想かな。

以上、付けたばっかだからよくわかんね。


〜2022年8月31日追記〜
窓用エアコンを撤去して自作の補助金具の状態を見てみました。


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