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D-sub変換アダプタを使って𝕏68000を動かしてみた  

我が家を発掘したら出てきたX68000
x68000_01.jpg
元祖とも言われるX68Kシリーズの初代機である。
パソコンとしても使えるゲーム機として有名である。
ツインタワーと言われるこのスタイルは未だに色あせない格好良さがあります。

さて、せっかく発掘したので動かしてみようと思ったのですが、ディスプレイがない。捨てちゃったようです。
ならば!と最近買ったEIZO EV2450に接続したらちゃんと動きました。
x68000_02.jpg

さすが、D-sub15ピン同士。接続に問題ないね!

と思ったら、甘い!!
現在普及しているディスプレイのアナログ端子とX68000は直接つなげることができないのです!
というのも、現在のD-sub(自体が既に過去のものになってる気もする)はこれ。
x68000_03.jpg
3列の15ピンです。

それに対し、X68000は
x68000_04.jpg
2列の15ピンなのです。

無理やり挿すことすら不可能です。
そこで利用するのがこちらの変換アダプタ
x68000_05.jpg
これをX68の端子に接続。そしてこのアダプタにモニタのコネクタを接続するというわけです。

では、モニタを接続し、フロッピーを挿入して
x68000_06.jpg
電源ON。

x68000_07.jpg
この通り。

さて、このようにアダプタを介するだけで使えるようになるのですが、ちょっと落とし穴がありまして、X68000は水平周波数を任意に切り替えられるようになっており、たしか、15khz、24khz、31khzの3種類があったと思うのですが、それにディスプレイが対応していないと表示することができません。
そして、現在一般的に入手できるディスプレイのアナログ入力は、水平周波数31khzが一番低かったと思います。
つまり、X68000のアクション系ゲームに多い、15khzモードで動くソフトウェアは遊べないというわけです。
残念ですが、ご注意あれ。

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