脱力系備忘録BloG

今年の2月ごろ剪定したちょっと太目の柚子の枝。捨てずにとっていました。
それをのこぎりで薄くスライスします。


マウスより重たいものは持てない体に鞭打って4枚作りました。
ブルーベリーに3枚。
温州みかんに1枚です。


ヘタレがのこぎりで切った断面はかなりきたない。
紙やすりでひたすらこすり磨きます。

ある程度綺麗になったら、次に保護剤で防腐処理を行います。これをしないと、カビたり、腐ったりします。
今回、「防虫・防腐・防カビ・UV保護」を謳った「水性木部保護塗料」を使ってみました。
刷毛で丁寧に塗ります。
水性なので塗り終わった刷毛は水で洗えばOKというのが便利です。

で、次です。
肝心要の文字の部分です。
プリンターでどうやって木に文字を書くのか？

はい。そんなことはできません。

実は、ちょっと特殊な用紙を利用します。

プラモデルを作る方にはお馴染みの「デカール」シール。
さまざまな文字やイラストがプリントされていて、切り取って水に濡らしてプラモデルに貼り付けてデコレーションするシールです。
このデカールシールを自分で作れる用紙があるのです。

いくつか種類はあるようですが、私が利用したのは「ミラクルデカール」という商品。

簡単に使い方を説明しますと、
・パソコンで図柄を作成
・プリンターでミラクルデカールに印刷
・インクが乾いたらニスやクリアラッカーをデカール表面にスプレー
・乾燥したら切り抜いて水で濡らして台紙から印刷面をはがして貼り付け

簡単です。ま、ちょっと慣れは必要だけどね。
プリンターなので、色はカラフルに使えます。ただし！印刷面は透明シートなので『白』は使えない。プリンターに白色インクってないでしょ？
そうそう、ミラクルデカールは「染料」「顔料」どちらのインクも使えます（私のプリンターは顔料インクです）。

これが今回の肝の種明かし。

そのデカールを貼り付け、裏面に「ホットボンド」でコノテガシワの枝を貼り付けます。
なぜ「コノテガシワ」の枝を使ったかと言うと、木自体が虫や水に強いから。この木の枝を剪定して放置してても、何年も腐らないんですよね。本当に凄い。
そして、最後にデカールを保護するためクリアラッカーを全体に吹き付けて完了。
で、完成したものがこれ。


思った以上におしゃれにできたのでアップもどうぞ。

文字はブルーベリーカラーです。
うふふ。俺の女子力アップです。

デカールの縁が見えないでしょ？
これは光の加減のせい。
本当は角度によってデカールが見え見え。あまり期待しないでね。

それでは、早速植木鉢にセット。
ついでにブルーベリーの近況報告。

●ブリジッタ
紅葉してきたけど落葉の気配はない。


●チャンドラー
　彡 ⌒ ミ
（´･ω･｀）


●スパルタン
　彡 ⌒ ミ
（´･ω･｀）


温州みかんのラベルはまた今度作ることにする。
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ・・・結構面倒くさいよ・・・。


ミラクルデカール クリア A4サイズ