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トマト観察日記 その8 つる下ろしやってみた  

麗夏が支柱を越え、雨避けの天井より高くなり、斜めに伸びて完全に雨除けから体を出した状態になっていた。
これじゃー雨避けの意味がないよね。
ということで摘芯して2本立てにしようかとも思ってましたが、ここに来て一気に1段目、2段目の実が熟し収穫できましたので、「つる下ろし」をやってみることにしました。
●雨除けとマルチを設置したトマト「麗夏」
前述の通り「つる下ろし」をやってみることにしました。
つる下ろしとは、一番下の実より下についている枝を剪定し、茎を下に下ろして木の高さを下げる作業です。

画像を見たほうがわかりやすいですね。とりあえずやってみた姿がこれです(クリックで拡大します)。
tomato-20130810_01.jpg
木の高さをどうしようかなーと思っていた矢先に、一気に1段目、2段目のトマトが熟し収穫できました。
そこで、3段目のトマト(写真の一つ赤くなっている集団)までの枝を全て剪定し、支柱に固定していた紐を切って茎を下げ、また支柱に固定しなおしました。

この作業をするには注意点があります。
●茎を折らない
これ、結構怖いです。
私も始めての作業だったので、ゆっくりゆっくり慎重におろしました。
というのも、実がついた茎は結構重く、油断すると、紐を切っているときにドサー!!とずり落ちます。
へたすると、ポッキリとやっちゃいそうです。
ポッキリ言った場合は、どうなんでしょう?トマトは生命力が強いので、折れた部分を地面に刺して水遣りを欠かさなければ、ひょっとすると根付くかもしれませんが・・・。

●不定根の発生
トマトはとても生命力が強く、地面と接する茎からはすぐに不定根がでてきます。
これは、もともとトマトが地を這う植物で、乾燥して痩せた土地が原産地なため、少しでも養分を吸収するための生きる力なんだと思います。

で、不定根が生えること自体は問題ないのですが、連作障害を防ぐために接木苗を使っている場合、不定根が生えるのは問題があるように私は思うのです。はい。素人考えですが。
連作障害に強い台木を使って、その上の茎から根を生やさせては意味がないような・・・?

ということで、問題に思う方はマルチを敷くなどして不定根を防いでください。
もともと接木を使ってない場合は、むしろ不定根が出るのは望ましいと思います。

さて、私は?
この麗夏は接木苗です。
写真の通りマルチは中途半端で茎が地面に接してます。
おそらく不定根が出るでしょうが、気にしないことにします。
自分で「注意」とか言っときながらなんですが、気にしないことにします。

つる下ろしをして雨避けないに収まりました。
tomato-20130810_02.jpg

しかし、相変わらずの窒素過多のようで、また花房から枝が生えてました。
tomato-20130810_04.jpg

また、4段目から上の花房での花落ちが目立ちます。
tomato-20130810_05.jpg
窒素過多の場合に花落ちが多くなるようですが、その影響でしょうか?


●鉢植えスパルタトマト「桃太郎」
う~ん・・・酷い。
tomato-20130810_06.jpg
まあ、環境が悪すぎたのはあるのでしょうけど、なんとなく病気にかかっているような気もしてきました。
成長点の葉がちぢれてます。なんとなく黄化葉巻病のような気もしますが、素人にはなんとも・・・。
tomato-20130810_07.jpg


●地植え野ざらし「桃太郎」
急に窒素過多らしい樹形になってきました。
tomato-20130810_08.jpg
葉が厚ぼったく大きく濃緑です。
まあ、こうなるのは予想してましたが、先週まではそれほど影響が見られず、急に姿が変わってきたのでちょっとびっくり。

花房からも枝が生えてます。
tomato-20130810_09.jpg
2本も!

花落ちも目立ち、今後が気になるところです。
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